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Carre Path - 救急科専門研修プログラム 

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この街の、この国の、未来を守るために
救急医になる―救急医を育てる

救急医は何ができるのか―、これにはっきりと答えられる人は少ないのではないでしょうか。近年は特に医療が高度化した影響もあり、特定の高度な技術が注目されることが多いと思います。ロボット手術、iPS細胞を使った治療、等...これらの治療は、特定の臓器に特定の疾患を持つ患者に対しては非常に効果的で、もちろん重要なことです。


私達の仕事はそういう点からすると異質かもしれません。特定の臓器を相手にするのではなく、その人が、人として生存できるために、その病気その怪我が何であろうと対応します。そのため、生理学と解剖学の全てを理解し、それを安定化させるための緊急処置を自分たちで行える必要があります。


例えば、交通事故で受傷しショック状態、何科が診てくれるでしょうか。全身管理と出血源検索と止血を同時に行う。一部は特定の専門科と協力して行いますが、救急医なしでは成り立ちません。
また、救急医は日本の危機に際して常に最前線で対応してきました。例えば、新型コロナウイルス感染症。救急医は感染症専門でも呼吸器内科専門でもありません。しかし、搬送から重症患者の治療、クラスター対策まで、全ての段階においてそこには救急医がいました。


社会の変化や問題に対して常に鋭敏に対応してきたのも救急医です。交通戦争時代の外傷診療、心配蘇生の普及、災害医療とDMATの創設。近年では、高齢者医療、脳死臓器移植、医師の偏在、テロ対策や東京オリンピックの医療活動など、挙げればきりがありません。さらに、JICAなどの国際派遣も牽引してきたのは救急医です。


救急医と救命救急センターはもやは社会のインフラと言えます。この時代に救急医になること、あるいは、救急医を育てることは、この街の、この国の、未来を守るということです。そして、救急医のあり方は無限にあります。どのような思いを持っている先生でも、救急医としての技術を身に着け、様々な形で活躍できるようにします。ご興味のある先生、ご連絡をお待ちしております!

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松戸で救急医になる

〜松戸市立総合医療センター救急科専攻医研修プログラム〜

当院のある松戸市やその周辺は、東京のベッドタウンで人口が多く、かつ、東京外環道や6号線など交通の要所であり、急病や外傷の患者さんが多い地域です。そのような環境ですが、東葛北部にある救命救急センターは2つだけであり、たくさんの幅広い疾患、外傷の患者さんを受け入れています。また、県内あるいは近郊の病院とも連携し、さまざまな救命救急センターの形を経験していただき、幅広い視野をもった救急医になっていただけるように考えています。さらに、専門医取得後に、サブスペシャリティやダブルボードを取得できるように、研修中から特定の領域でより深く経験していただくこともできます。

 
松戸は「共働き子育てしやすい街ランキング」で1位となっているなど、行政も様々な取り組みをしております。当科としても、多様性を重視しており、様々な働き方をできるようにと考えております。千葉県出身の先生はもちろん、全国から研修に来ていただければと思います!

医科歯科大学で救急医になる

〜東京医科歯科大学救急科専攻医研修プログラム〜

当院救命救急センターは、東京医科歯科大学救命救急センターの関連施設であり、同様の理念で診療や教育、研究を行っています。また、運営は医局からの派遣のスタッフと、松戸市立総合医療センター独自のスタッフで行っています。
救急医のキャリアの積み方は様々であり、専攻医を当院のプログラムで行う以外にも、大学のプログラムに乗ることもできます。大学のプログラムに載った場合にも、その中の1−2年を当院で研修することが可能です。どちらも利点がありますので、本人の希望に沿った形で対応したいと思います。大学のプログラムの特徴としては、アカデミックな活動に触れやすいこと、外科専門医取得もできること、があります(もちろん当院での救急プログラム終了後に大学で外科専門医取得でも大丈夫です)詳細は下記リンクを参照ください。
当科スタッフでも大学のプログラム含めてご相談に乗れますので、contactから何なりとご連絡ください!